利用するたびにポイントが貯まるクレジットカードですが、ポイントをうまく使いこなしている自信がありますか?
「何に交換すればいいかわからない」
「有効期限が過ぎて無駄になってしまった…」
「もっとお得なポイント交換方法があるなら実践したい!」
と、あまりうまく使いこなせていない人も多いのではないでしょうか。
せっかくクレジットカードを持っているのなら、どうしたらお得にクレジットカードのポイントを使うことができるかを知りたいと思いませんか?
クレジットカードのポイントをどう使ったらいいのかわからない方でも、
- ポイントの基本的な使い方
- 賢くお得にポイントを使う方法
これらを知ることができ、自分がどう使ったらお得かを判断してポイントを有効に利用することができるようになります。
特におすすめのポイントの使い方は必見ですので、クレジットカードの達人になりたい人は、どうぞ最後までお読みください!
クレジットカードのポイント交換の基本
まずは最初に、クレジットカードのポイント交換の基本を確認しましょう。この基本を知っているかどうかで、ポイント交換のお得感に差がついてしまいます。
自分から申請しないと期限切れで無効になるものがほとんど
クレジットカードのポイントは、自分から申請しなければ期限切れでポイントがなくなってしまうのがほとんどです。
だからこそ、セゾンカードのような「永久不滅ポイント」は有効期限がないという希少価値が加わることになり、他社のクレジットカードよりもお得であることをアピールしているのです。
「クレジットカードのポイントには有効期限があるのが原則」ということを、しっかりと心に留めておきましょう。
交換商品によってお得なものとそうでないものがある
交換商品によって、お得なものとそうでないものがあります。もしせっかく貯めたポイントをあまりお得ではない商品に交換してしまうと、「これなら普通に買ったほうが安かった…」と後悔することになってしまいます。
ポイント交換商品には、
- ポイント移行
- 商品券
- 雑貨
- グルメ商品
など多数ありますが、どのようなポイント交換商品がお得なのかを見極める必要があります。
それでは次にどのような商品がお得なのか、後悔しないためのおすすめ度をチェックしていきます。
ポイント交換のおすすめ度をチェック
ポイント交換商品がお得かどうかを、△〇◎の3段階で評価していきます。ここでは客観的にお得であるといえるかという切り口で解説していきます。
市販でも買えるもの:△
市場に出回っており、通常購入できる商品については△の評価です。
なぜなら、市販でも買えるものは自分で探したほうが安いことのほうが多いからです。特に生活家電製品や健康家電製品は物流コストがかかりやすくなるため、レートが悪くなる傾向があります。
本当に欲しい商品であれば無料で手に入れることができるので、人によってはお得感を感じられることがあるかもしれません。
しかし実際にポイント交換商品を眺めても、それほど欲しいと思える商品がないと感じる人がほとんどなのではないでしょうか。市販ではない限定オリジナル商品であれば、非売品の付加価値分だけお得感を感じることができるため、評価は〇になります。
また、交換商品の中には、最新のものではなく旧モデルが指定されているものもあります。失効しそうなポイントを消化したいという目的なら、市販で買えるものに交換することを検討してもいいかもしれません。
商品券などの金券類:○
商品券などの金券類は〇の評価です。ポイント交換に迷ったら、商品券などの金券にしておけばまず後悔することはありません。
商品券は現金に比べると、
- 使用できる店舗が限られている
- お釣りがでないことがある
というデメリットがあるため、自由度が低くなる傾向があります。それでも市販で買える商品に交換するよりは、お得感を感じることができるでしょう。
商品券などの金券に交換するときには、1ポイント=1円の価値があるかを確認するようにしましょう。たまにレートが悪いものがあるため、商品券だからといって油断しないように注意しましょう。
提携ポイントなどへの移行:○
提携ポイントなどへ移行するのは〇評価です。
クレジットカードのデメリットを補うために、メインカードとサブカードで使い分けている人もいらっしゃるかと思います。クレジットカードの枚数が増える分だけポイントが分散することになりますが、提携ポイントへ集約することでポイント分散のデメリットを解消することができるようになります。
自分がよく使うポイントはこれ!と決めて、提携ポイントへ移行するようにしましょう。できればメインカードのポイントへ集約するのがベストです。
電子マネー:◎
電子マネーへのポイント交換は◎です。
電子マネーに交換するためには、
- iD
- nanaco
- WAON
- 楽天Edy
- Suica
などの電子マネーを用意する必要があります。電子マネーを持っていない人にとっては作成する手続きが必要となり、手間がかかって面倒だと感じることがあるかもしれません。
しかし電子マネーを利用することで利用ポイントを獲得できるメリットがあるのです。
商品券と電子マネーを比較してみると、利用ポイント加算のメリットが分かりやすくなります。
- 商品券で決済:商品を購入したりサービスを受けるだけ
- 電子マネーで決済:商品購入やサービスを受ける+電子マネー利用ポイント加算
ただモノを買ったりサービスを受けたりするだけでなく、電子マネー利用で貯めたポイントはそのまま電子マネーにチャージして利用したり提携ポイントへ移行したりすることもできます。
つまり、現金や商品券で決済するのに比べて、
- プラスアルファの価値が発生する
- 利用用途が広範囲になる
というメリットを受けることができるのです。
特に楽天カードのポイントは楽天Edyにするのがおすすめです。楽天ポイントを楽天Edyへ交換するためには、Edy付きの楽天カードを用意する必要がありますが、無駄なくポイントを消化することができておすすめです。ただし、期間限定ポイントは楽天Edyへ移行対象外となっている点で、注意が必要です。
航空会社のマイル:◎
航空会社のマイルへ交換するのは◎です。貯めたマイルは航空券と交換することができ、実質1マイル=1円以上の価値があるからです。特に国際線のファーストクラス航空券は1マイル8円以上の価値があるため、1ポイントを8円分として使うことができるようになります。
しかしポイントをマイルに交換するときのレートが悪いものもあります。たとえば楽天ポイントは2ポイントで1マイルになってしまいます。それでも1マイルに2円の価値があるとすれば、結局同じことになります。
自分が交換したい割引航空券の必要マイル数が分かれば、1マイルにいくらの価値があるのかを知ることができます。
また、LCCなどの格安航空会社を利用すれば、マイルを貯めずにお得にフライトを楽しむことができるでしょう。飛行機に乗る機会が少ない人にとっても、マイルへの交換はあまりお得ではないかもしれません。
ここでは1ポイントが1円以上として利用することができるという意味で、◎という評価にしています。
割引券:◎
割引券やクーポンへの交換は◎です。割引券やクーポンを発行する店舗にとっても集客になるメリットがあるので、換算レートが優遇されていることが多くなっています。
よく使うお店なら、割引券やクーポンに交換するとお得にポイントを利用することができるでしょう。
どのようなポイント交換商品がお得なのかを見極めるためには、交換後の商品やサービスに1ポイント以上の価値があるかどうかという視点が必要になることがわかりました。それでは最後に、ポイントがたくさん貯まるおすすめのクレジットカードをご紹介します。
ポイントがたくさん貯まるおすすめのクレジットカード
ポイントがたくさん貯まるクレジットカードをご紹介します。クレジットカードによって異なるポイントの使い方についての特徴もご紹介していきます。
JCB CARD W
国際ブランドのひとつ、JCBが発行する、還元率がいつでも1%のオリジナルのプロパーカードです。
JCB CARD W
国際ブランド
対応電子マネー
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 家族カード
- 分割払い
- ETC
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
永年無料 | 永年無料 | 1.0%~10.5%(※1) | OkiDokiポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
最短5分程度(※2) | 公式サイト参照 | 0.3%~0.78% | 無料 |
1 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
※2 モバ即の入会条件
①9:00AM~8:00PMでお申し込み
②カード申し込み時に、WEBにて支払い口座を設定
③顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱いとなります。
モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPを確認ください。
- 【年会費永年無料】
ポイントいつでも2倍以上! - 【新規入会限定】
新規入会&カード利用&Amazon.co.jp利用で最大13,000円キャッシュバック! - 【期間限定】
お友達紹介で1,500円キャッシュバック! - 家族カード・ETCカードが年会費永年無料!
- 39歳以下限定のJCBオリジナルシリーズ!
- お得な入会特典
- \新規入会限定/2024年3月31日(日)までに新規入会&カード利用&Amazon.co.jp利用で最大13,000円キャッシュバック!
39歳以下限定のクレジットカードで、年会費無料&ポイント高還元を実現しています。OkiDokiポイントという独自のポイントが貯まり、基本のポイント還元率はいつでも1.0%です。
さらにJCBのオリジナルシリーズパートナーとして、Amazonやセブンイレブンでは還元率2%、スターバックスでは還元率3%とお得なクレジットカードとなっています。
オリジナルシリーズパートナーの対象店舗によく行く方には、特におすすめです。
楽天カード
楽天カードは、100円につき1ポイントが貯まる高還元率カードです。
公共料金や税金の支払い、通常の店舗利用はポイント還元率1.0%が適用されますが、楽天市場でお買い物をするとポイントが3倍になるため、ポイント還元率3.0%の超高還元カードとして利用することができるのです。
楽天市場のお買い物100円につき3ポイントを貯めることができますから、1万円のお買い物で300ポイントを貯めることができます。そのうえ貯めたポイントは、1ポイントから無駄なく使うことができる大きなメリットがあります。
そして楽天ポイントカードと連携させれば、貯めたポイントを以下のような実際のお店で使うことができるようになります。
- マクドナルド
- ミスタードーナツ
- くら寿司
- 松坂屋
- 大丸
- ツルハドラッグ
- 紳士服のコナカ
- ジョーシン
- 出光SS
もちろん貯めたポイントをそのまま使うのではなく、楽天Edyへ交換すればさらにお得です。
街中のレストランやショップなどでポイントを使うことができるので、ポイントだけで生活することも不可能ではありません!
オリコカード・ザ・ポイント
オリコカード ザ ポイントも、楽天カードと同様に100円につき1ポイントが貯まるカードです。
楽天カードと異なるのは、入会後6カ月間はポイント還元率が2.0%になるところです。もちろん公共料金や税金の支払いも100円につき2ポイントが貯まるので、固定資産税や車検などまとまった支払いをする際に、ポイント還元率2.0%の威力を発揮することができます。
貯めたポイントはAmazonギフトやLINEギフトコードなどのオンラインギフト券に交換することができます。楽天カードからもAmazonギフトへ移行することができますが、楽天Edyを経由してFelicaリーダーなどを用意する必要があり手間がかかるデメリットがあります。
オリコカード ザ ポイントならそのような手間をかけずに、リアルタイムでポイント交換できるメリットがあります。
ただし、貯めたポイントは500ポイント以上にならないと使うことができないため、ポイントがムダになってしまうことがあるかもしれません。
YJカード
YJカード(Yahoo! JAPANカード)は、100円につきTポイント1ポイントが貯まるクレジットカードです。
Yahoo!ショッピングやLOHACOなら毎日Tポイント3倍となるため、ポイント還元率3.0%のカードとして使うことができます。
そのうえYJカードはTカードとして使うことができるため、TSUTAYAやファミリーマートなどの提携店舗でTポイントを使うことができるようになります。過去にファミリーマート利用でポイントが3倍になるキャンペーンを実施していたこともあり、Tポイントを効率よく貯めたい人におすすめのカードです。
特にヤフオク!を利用している人は、YJカードで本人確認が不要になる特典を受けることができ、ヤフオク!利用でも1.0%のTポイントを貯めることができます。
いろいろなポイントサービスがある中で、唯一Tポイントだけはしっかり貯めている!という人にYJカードをおすすめします。
まとめ
「クレジットカードのポイント一番得する使い方は?効率的に交換する方法」はいかがでしたか?
この記事の内容を最後におさらいしておきましょう。
- ポイントには有効期限がある
- ポイント交換は1ポイント=1円以上の価値があるかどうかを見極める
- 一番得するポイントの使い方は、「電子マネー」「マイル」「割引券/クーポン」の3つ
これで今までクレジットカードのポイントをなんとなく貯めていた人でも、どの使い方が自分にとってぴったりなのかを判断することができるようになります。
せっかく貯めたポイントを有効活用して、お得な毎日を過ごしましょう!